こんにちは!Webマーケティング会社ネットパートナーです。
SNSが身近になり、X(旧Twitter)をマーケティングに活用する企業が増えてきました。
Xのインプレッションやエンゲージメントについて、
「言葉は聞いたことがあるけど、よくわからない…」
「アカウントはあるけど、なかなか成果が出ない。インプやエンゲージメントを向上させるにはどうしたらいいの?」
そんなお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
今回は、SNSマーケティング初心者の方向けに、インプレッションとエンゲージメントの違いと、具体的に成果を出す方法をご紹介します!
言葉の意味をきちんとおさえて効果の高いポストができるように、最後までしっかりチェックしてくださいね。
目次
■X(旧:Twitter)でのインプレッションとエンゲージメントの違い
- インプレッション
- エンゲージメント
- エンゲージメント率とは
■X(旧:Twitter)でのインプレッション・エンゲージメントの確認方法
- WEBブラウザの場合
- スマホアプリの場合
■X(旧:Twitter)でのインプレッション・エンゲージメントを向上させる方法
■インプレッションとエンゲージメントを知る重要性
Xにおいて、2つの指標の違いをきちんと知って運用に活かすことは、SNSマーケティングをする上でとても重要です。
インプレッションを上げるコツとエンゲージメントを高めるコツは違いますので、ポストの目的を踏まえ、効果の高い投稿ができるように心がけていきましょう。
■X(旧:Twitter)でのインプレッションとエンゲージメントの違い
それでは、Xにおけるインプレッションとエンゲージメントの違いを実際に見ていきましょう。
インプレッション
インプレッションは、ユーザーがXでポストを見た回数のことです。
カウント方法としては、以下のような特徴があります。
- 自分が自分の投稿を見た場合もカウントされる
- 同一ユーザーが複数回見た場合、複数回カウントされる場合がある。
(ブラウザでもアプリでも見た場合、2回とカウントされるなど)
エンゲージメント
エンゲージメントとは、ユーザーがポストに反応した合計回数です。
エンゲージメントには、以下のようなものがあります。
- いいね
- リポスト
- 返信
- フォロー
- ポストのクリック(ハッシュタグ、リンク、アイコン、ユーザー名、ポストの詳細表示)
エンゲージメント率とは
エンゲージメント率は、エンゲージメント数をインプレッション数で割った数値です。
つまり、見た人のうちどのくらいの人が反応してくれたかを表しています。
例:インプレッション200で、エンゲージメントが50の場合
50÷200×100(%)=25%
エンゲージメント率は25%ということになります。
■X(旧:Twitter)でのインプレッション・エンゲージメントの確認方法
それでは、実際にインプレッションとエンゲージメント数を確認する方法をご紹介します。
Xアナリティクスで確認する方法
インプレッションとエンゲージメントは、Xアナリティクスで見ることができます。
それぞれのポストからも確認できますが、Xアナリティクスを利用すれば以下のようなメリットがあります。
- エンゲージメント率も自動的に計算されて一覧で見ることができる
- 指定した期間内で、表示回数が多かったポストがわかる
- 指定した期間内でもらった「いいね」や「返信」の合計と、1日あたりの数がわかる
Xを運用するうえでとても便利ですし、無料で利用できます。
Xのユーザー名とパスワードを使ってanalytics.twitter.comにログインし、アカウントのアナリティクスをオンにするだけで使えますので、まだの方はぜひ使ってみてくださいね。
(ただし記事執筆時点では、アカウント作成から14日以上経過していることが必要)
ポストから確認する方法(WEBブラウザの場合)
Xを見ていて、個別にインプレッションやエンゲージメント数を確認したくなる時もありますよね。次はそんな時のための方法をご紹介します。
1.ポスト右上の「…」マークをクリックする。
2.「ポストのアナリティクスを表示」を選択。
3.見たい値を確認する。
インプレッションやエンゲージメント数だけでなく、いいねやリポスト、返信、詳細のクリック数、このポスト経由の新しいフォロワー数や、プロフィールへのアクセス数も確認できます。
ポストから確認する方法(スマホアプリの場合)
1.確認したいポストをタップして詳細表示する。(本文や余白のあたり)
2.「ポストアクティビティを表示」をタップする。
3. 見たい値を確認する。
ブラウザ版と同様、インプレッションやエンゲージメント数だけでなく、いいねやリポスト、返信、詳細のクリック数、このポスト経由の新しいフォロワー数や、プロフィールへのアクセス数も確認できます。
■X(旧:Twitter)でのインプレッション・エンゲージメントを向上させる方法
ここからは、インプレッションとエンゲージメントを上げるのに効果的な施策をご紹介していきます。
Xで成果を出すために大切なのは「交流」
まず、どちらの数値を上げるにも有効なのは、「同じ発信ジャンルのアカウントと積極的に交流をすること」です。
理由の1つ目は、「してもらったから、お返ししなければ」と思ってしまう、「返報性の原理」が働くからです。いいねや返信をしてもらった人の多くは、きっとあなたのポストを見に来ていいねなどをしてくれることでしょう。とくに自分が投稿した直後には、積極的にいいね周りや返信をしましょう。
理由の2つ目は、同じ発信ジャンルのアカウントと交流することで、Xのアルゴリズム上「このアカウントは、このジャンルのアカウントだ」と認識してもらうことができます。
すると、同じジャンルのアカウントのタイムラインに表示されやすくなるのです。交流しているアカウントはもちろん、お互いにフォローしていないアカウントのタイムライン上にも表示されやすくなります。
いいねや返信をする場合は、同じような発信ジャンルのアカウントと交流するようにしましょう。
企業公式アカウントなら、業種にかかわらず「企業公式」というくくりで交流していれば、他の公式アカウントのタイムラインに表示されやすくなります。
ここからは、他アカウントとの交流以外の施策を見ていきましょう!
インプレッションを上げる方法
インプレッション数を上げるには、以下のような方法が効果的です。
トレンドのハッシュタグをつける
ポストする時に話題になっているトレンドのハッシュタグをつけると、インプレッションを伸ばすことができます。
ただしポスト内容と関係ないハッシュタグやワードを羅列してインプレッションを稼ぐのは、アカウントのイメージを悪くしてしまうのでやめましょう。
トレンドのハッシュタグは、「検索」タブから「トレンド」のところをクリックすると見ることができます。
同じ発信ジャンルの人達の間で使われているハッシュタグを使う
同じ発信ジャンルの人たちの間でよく使われているハッシュタグをつけるのも有効です。
特に企業公式アカウントなら、企業公式間でよく使われている以下のタグは積極的につけたいところですね。
#企業公式相互フォロー
企業公式アカウント同士なら相互フォローになりましょう、という意思表示のタグ
#企業公式が毎朝地元の天気を言い合う
X担当者が地元の天気を報告し、朝の挨拶をする時に使うタグ
#企業公式がお疲れ様を言い合う
X担当者が終業時にお疲れ様を言い合うタグ
#何がとは言わない
あと少しでフォロワー数がキリ番やゾロ目になるとき、フォローを促すタグ。
効果抜群ですが、乱用はイメージが悪いので厳禁です。
画像や動画をつける
画像や動画つきの投稿はアルゴリズム的にも優遇されているので、多くの人のタイムラインに表示されやすくなります。
文字だけの投稿よりも目に留まりやすいので、エンゲージメントが高まる効果も期待できます。
エンゲージメントを上げる方法
一文目は短く、読みたくなる言葉にする。
Xはポストの一文目で、読んでもらえるかどうかが決まります。
「気をつけてください。」「大事なことを言います。」「ビックリしました。」など、「え、なになに?」と続きが気になるような一文を最初に持ってくると、ポストの内容を読んでもらいやすくなります。
「今日は~で・・・したあと、こんなことがあって…」と冒頭からダラダラ書いてしまうと、タイムラインで目に留まらずスクロールされてしまうのです。
そもそも読まれないと、いいねやリポストには繋がらないので、ぜひ意識してみてください。
行動を促す
「3つのNOT」という言葉があります。人は広告を「見ない、信じない、行動しない」というものです。
YouTubeで動画を見ていると、必ずと言っていいほど「チャンネル登録よろしくお願いします!」とユーチューバーの方は言っていますよね。
行動を促されないと、人はなかなか行動しないのです。なので、伸ばしたいポストには、本文に「拡散希望」や、「フォローお願いします!」と、やってほしいことをストレートに書きましょう。行動してくれる確率がぐっと高まります。
まとめ
Xのインプレッションとエンゲージメントの違いと、伸ばす方法を知ることは、WEBマーケティングをするうえで重要です。
インプレッションは多いのに反応率は悪い…エンゲージメント率は高いけど、インプレッションは伸びていないなど、どちらかの指標が悪いと効果が出にくいです。アナリティクスで定期的に結果を確認し、両方バランスよく伸ばしていきたいですね。
Xの公式アカウントはあるけど、なかなか成果に繋がっていない…という方は、ぜひネットパートナーの無料相談をお気軽にご利用ください。
【参考サイト】
■Xヘルプセンター
https://help.twitter.com/ja