本日2015年11月10日が高倉健の一周忌だそうです。

一年前の命日直後には、彼の主演した映画の多くが追悼番組として放映され、
お馴染みの幸せの黄色いハンカチや鉄道員(ぽっぽや)などを鑑賞した。


そして、一周忌を迎えた本日、
彼の多くの主演映画の舞台となった北海道を始め、
各地で
高倉健の記念行事を予定されているとのこと。

その中で、今朝のニュースで取り上げられていた、
「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年公開)のロケ地、南富良野町
そのロケ中に関わりをもった女性が取り上げられた。
彼女を含む地元の婦人会がロケ中に炊き出しの

協力をして、それが縁となってできた絆が紹介されていた。
高倉健は、炊き出しのおばさんたちにひとりひとりに声をかけ、
炊き出しの食事の感想などもこまめに伝えていたそうだ。

そういう彼とその女性は文通を始めることになりそのやりとりは50通の上るとのこと。

当時大スターで多忙を極める高倉健は、
炊き出しを通じて彼の大ファンとなった女性へ自署入のの返事を
50通も送る続けたことに彼の真骨頂を感じた。

その彼女は、命日以来この一年3日と欠かさず、花を飾っているそうた。 

そして、一周忌には、高倉健の好物だった、いも団子(無塩バター味)を捧げる予定とのこと。

高倉健のもつ自分の日常の生きざまを演技に反映させるというスタイルは映画ファンでけでなく
、彼と接する機会ももつ人々を魅了していった。
一期一会という言葉があるが、彼ほどそれを実践したエピソードにとんだ著名人を私は知らない。

高倉健の冥福を祈念して