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photo credit: Brotherhood Feeling – London Calling via photopin (license)
人は一人では生きていけない。
だから、国家があり、社会が有り、
会社組織があり、家族が有り・・・
なんらかの組織に人は属して生きていく。

その場合に、どのように関わるか、ということについて
2つのキーワードがある。
一つは”役割分担”である。
もうひとつは”助け合い”である。

一見似た言葉ではあるが、この2つの意味するところは本質的にかなりことなると思う。

”役割分担”は機能的に担う役割を分けることである。

一方”助け合い”は、相手が困ったところを、それぞれの役割を超えて
困っている人に対して、自分のできることを差し上げる、
それをお互い様という観点で行なうことです。

今の風潮として、役割分担は担うけど、助け合いは軽視して
逃げる傾向にあるように感じるのは私だけでだろうか?

そして”助け合いの精神”が薄れたとき、
役割分担だけで、社会的に責任を果たしていると皆が感じるような
個人の権利尊重だけが行き過ぎたとき、

いびつな社会、いびつな家族
そしていびつな個人が増殖する

”みんなが不幸せになる社会”に進んでいくのではないだろうか?